照明家がエコを考える。 今、我々にできる活動とは?
エコロジーをWikipediaで調べると『生態学』(Ecology)=生物学の一分野と紹介されています。歴史的な流れは割愛しますが、地球温暖化の問題が表面化し“温室効果ガスの削減”ができればエコである。という風潮が生まれ今に至っているようです。
温室効果ガスの削減だけではなく“地球環境問題”として幅広く取り組むようになりリデュース(Reduce)・リユース(Reuse)・リサイクル(Recycle)といった3R政策も打ち出され、この仕組みに沿った物もエコと呼ばれるようになっております。『地球に優しい』が合言葉のように使われている風潮もあります。
民主党の鳩山由紀夫代表(原稿執筆時)が、2020年時点での日本の温室効果ガスの削減目標を「1990年比25%減」としました。経済界は多くの異論があるようですが、ヨーロッパをはじめ世界各国は目標の高さを評価しています。実際に目標値に取り組むとどのような問題が生じ生活に影響するのかは定かではありませんが、取り組まなければ未来は決して『明るく』ないでしょう。未来を『明るく』するならば我々も何か活動すべきでしょう。
さて、我々照明業界は最もエコに遠い所に位置しているような気がしませんか?日常的にエネルギーを光に変え湯水のごとく使っているこの職場に出来るエコとはどんなものか?我々照明家ができることとは何か?人間ひとりひとりが行なうエコ活動はもとより、照明という分野ではどのように地球環境問題に貢献することができるのか?
多くの企業・団体は環境への取組みを進めいろいろな方法で参加しています。企業のイメージアップ戦略が含まれていることも否めませんが、それでも活動をしているのです。切れた電球のリサイクルは可能か?自然エネルギーの活用は出来るのか?一番身近なのは消費電力の削減ですが、それだけではないはずです。
また植林活動をしている団体も有ります。グリーン電力って?我々にできるエコ活動とは何か?を探るためのアンケートにご協力お願いします。
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