舞台部門
大賞
作品名 |
東京芸術座主催 東京芸術座劇団創立50周年記念公演 「蟹工船」 東京芸術劇場 中ホール |
概要 |
思想文学を戯曲化した舞台。海洋にて操業する一船舶の船上や船内で展開する人間群像を気象概況も表現しながら丁寧に描き、演出効果を助成した照明効果はすばらしい。舞台美術は船のセットのみ、照明の仕込は驚くほど少なく明かりはシンプルであるが、演技に集中させる照明や波幕の照明等による情景描写がより芝居に緊張感を与えている。 |
公演日 |
3月26日〜30日 |
優秀賞
★成瀬 一裕 (株)ライティングカンパニーあかり組 |
作品名 |
オペラシアター こんにゃく座主催 オペラ 想稿・銀河鉄道の夜 シアタートラム |
概要 |
限定された舞台空間にて上演される宮沢賢治の世界をオペラ化した作品に対し、多用される映像をも巧みに取り込みながら幻想的で神秘的な世界を美しい照明で表現している。また、物語の変化、場面の設定、演技に対し、計算された配光や色彩を駆使した明かり作りは演出効果を高めている。 |
公演日 |
9月3日〜12日 |
作品名 |
(株)ホワイトドリーム主催 倉木麻衣 HALLOWEEN LIVE 2010 さいたまスーパーアリーナ |
概要 |
舞台背後に大型ビジョン、左右にサブスクリーンを置いた横長の舞台にY字型のランウェイという変則的なステージを縦横無尽に駆使した照明デザインであり、三次元的に動く舞台機構の変化やパフォーマーとの複雑なマッチングを融合させた演出に対し、柔軟な感性と技術力で照明プランを纏めたことは評価に値する。 |
公演日 |
10月9日 |
作品名 |
第25回国民文化祭岡山県実行委員会他主催 あっ晴れ!おかやま国文祭 洋舞フェスティバル「夢かける」 岡山県 倉敷市民会館 |
概要 |
"セット自体シンプルではあるが、大掛かりかつ大胆なプランだった。すばらしいできだ。作中のダンサー(役柄)の心理描写やセット・空間に対する審美的表現および全体の構成(きっかけ等)良く考慮した作品に仕上がっている。 |
公演日 |
11月3日 |
★西山 和宏 (有)ミュウ・ライティング・オフィス |
作品名 |
樋笠バレエ団主催 2010 トルコ・日本インターナショナル 交流公演 サンポートホール高松 大ホール |
概要 |
景気低迷の時勢で、地方文化にとっては大変苦しい時期ですが、国際交流公演という、活気を与える公演で振付家の意図に沿った緻密なプランを立て、真摯に作品に取り組まれている。 |
公演日 |
8月29日 |
新人賞
作品名 |
(株)Kitty主催 SCANDAL TEMPTATION BOX TOUR 2010 ZEPP TOKYO |
概要 |
ライブパフォーマンス重視の今回、舞台美術による装飾はほとんど無い。しかし照明機材のポテンシャルのみに頼らず、メンバー達の意見や意向を組み入れつつ作品を作り上げた。「女性の内面」を繊細なタッチで見せながらも爆発しそうな少女の本音をロックのリズムに乗せて上手く表現出来ている。 |
公演日 |
10月2日 |
作品名 |
文化庁主催 平成21年度 新進芸術家育成公演等事業 文化庁芸術家在外研修の成果「7ストーリーズ」 青年座劇場 |
概要 |
実験的創造的な劇空間、装置で進行する非現実的な舞台として演出するのを支えた照明効果を評価する |
公演日 |
3月25日〜31日 |
作品名 |
ちりゅう芸術創造協会主催 ダンスと文楽人形 女殺し油地獄 知立市文化会館花しょうぶホール |
概要 |
各シーンごとのデザインの追求はさすがであり、一生懸命さが伝わってくる作品となっている。また、照明の創り出す舞台空間が文楽人形と舞踏の融合に大いに貢献している。さらに、奥行きのない舞台条件の、角度をつけたライトの当て方で、その点を補っているところについても見るべきところがある。 |
公演日 |
9月24日、25日 |
作品名 |
広島市文化財団アステールプラザ、黄金山アタック主催 アステールプラザ芸術劇場シリーズ レジデンスコレクション 黄金山アタック第11回公演「切女〜せつな〜」 アステールプラザ広島多目的スタジオ |
概要 |
空間的に照明設計のおもしろさを発揮できる舞台のように思われる。悪条件の中それを良く克服し演出家の意図を汲んだ大変よい作品に仕上がった。 |
公演日 |
10月30日、31日 |
奨励賞
作品名 |
帯広児童劇団主催 帯広児童劇団第24回公演 もえろ天の火 帯広市民文化ホール 大ホール |
概要 |
演出家の意図をよく踏まえた照明であった。ただし、演出家に遠慮した面も見受けられ、もう少し自分らしさを出した方が作品に深みが出たように思われる。 |
公演日 |
11月28日 |
作品名 |
笠木啓子バレエ研究所主催 創立50周年記念 笠木啓子バレエ公演 「くるみ割り人形」 iichiko 総合文化センター グランシアタ |
概要 |
メルヘンを表出するバレエ作品を、よりファンタジックにドラマティックに助成した照明効果を評価する。新進気鋭の振付家が意欲的に演出したメルヘンバレエ作品をよりファンタジックに、よりドラマチックに助成した照明効果 |
公演日 |
11月21日 |
作品名 |
劇団民藝主催 「どろんどろん ー裏版「四谷怪談」ー 」 紀伊國屋サザンシアター |
概要 |
江戸世話物語、時代物語を落ち着いて観せる照明とその効果を評価する |
公演日 |
10月15日〜27日 |
作品名 |
財団法人北上市文化ホール主催 ファイナルライブ 2010 北上市文化交流センター さくらホール |
概要 |
財団主催事業として、開館当時から続いてきた事業で、北上市内だけではなく,県内各地から出演者が集う評価の高いライブパフォーマンスに成長しました。今回は、楽曲の流れを十分理解し、LEDライト・ムービングライトなどを活用して高い表現力の照明プランを披露し、出演者、観客、スタッフから高い評価を得られました。 |
公演日 |
12月31日 |
★松島 勉 (株)ステージ・ライティング・スタッフ |
作品名 |
市民劇場他主催 海流座公演 「新・裸の大将放浪記」 全国各地 |
概要 |
商業演劇作品の上演に際し、明るく楽しく観せて、娯楽性を高める様に配慮された照明であり、色彩感覚及び配光にも優れている。 |
公演日 |
08年6月〜’10年12月 |
作品名 |
Яichal Dance Art Museum主催 LAND 横浜赤レンガ倉庫一号館ホール |
概要 |
人の生きる様々な形象をDANCEにて表現するを舞台背景一面に写し出される映像と一体化させて、モダンアートの作品と成果を挙げた照明を評価する。電気容量のない空間での工夫がみられ、シンプルなところや大胆なところも見られるが評価できる。 |
公演日 |
2月19〜21日 |
作品名 |
総合劇集団俳優館、後藤好子ひとり芝居実行委員会主催 後藤好子ひとり芝居「須磨子という名の正子」 座・高円寺2 |
概要 |
全体を通して、出演者や演出家との共同作業も信頼の厚さが随所に感じられる作品でもあり、観客も安心して見られる舞台である。上手の階段部、中央の平舞台、下手エリアとそれぞれが場面に合わせてキッチリと表現されていて、デザイナーの意識の高さも感じられる。 |
公演日 |
11月10日 |
作品名 |
松岡伶子バレエ団主催 松岡伶子バレエ団公演 「白鳥の湖」全四幕 愛知県芸術劇場大ホール |
概要 |
透明感と清潔感があり、照明が先行する事もなく、自然に作品の中に溶け込んでいた。白鳥達の白い衣装の浮き上がり方、三幕のグランパドドゥのアダージオでの変化と誓いのドラマチックな変化が素晴らしかった。劇場の条件をでフルに生かし、抑揚が効いた、美しくバランスで良くまとまった照明であった。 |
公演日 |
12月18,19日 |
作品名 |
広島市バレエ協会、 (財)広島市文化財団アステールプラザ主催 2010 中国バレエフェスティバル 広島アステールプラザ大ホール |
概要 |
"各団体の作品は稽古も短い時間で処理されて明かりづくりの時間制約など悪条件が重なる中、衣装、セットなどの照明、全体の流れ等、すばらしいできである。"なかでも創作のオープニングなど諸団体の集合作品にも情景描写、シーンのきっかけの変化等大変良かったと思う。 |
公演日 |
12月19日 |
努力賞
作品名 |
IZATAKA主催 IZATAKA2010「MASAKANE」 〜マサカーネ 共に力を合せよう!〜 鷹栖メロディーホール |
概要 |
"自身が所属している劇場の特性をよくわきまえ、かつ振付家の意図を尊重した照明であった。スタッフの数に恵まれず、ほとんど1人で仕込・オペレートをしたとのこと。大変だったとは思うが、今ひとつ踏み込みが足りない面が多々見受けられた。 |
公演日 |
10月24日 |
作品名 |
大仙市立太田北小学校主催 音楽劇「スイミー」太田北小バージョン 中仙市民会館・Don-Pal |
概要 |
有名な物語を、子供たち自ら台本として完成させた。その制作過程から・舞監、演出家、そして子どもたちとの信頼関係を築き上げ、照明プランと演技・演出が融合した、極めて質の高い舞台作品を作り上げた。 |
公演日 |
11月14日 |
作品名 |
ハテナの街コンサート実行委員会、 (財)富山県文化振興財団新川文化ホール主催 第8回魚津ふるさとミュージカル「米騒動」 富山県新川文化ホール大ホール |
概要 |
富山県を中心に活躍中の照明家として、地域に軸足を置いた舞台創造に関わった作品であり、アマチュア集団の中の唯一のプロ・スタッフとしての役割を十分に果たし、また、上演成果にもそれは見られ、感じられる作品となっている。 |
公演日 |
7月31日〜8月1日 |
作品名 |
ダンスオペラ実行委員会主催 DANCE OPERA 麗人 ―美しき戦士たち― 森の宮ピロティホール |
概要 |
タイトなタイムスケジュールの中、照明の変化で多くのシーンを見事に表現していた。演出に沿って忠実に要求に応えようと努力し、DL-2及びムービングライトの使い方が素晴らしかった。コンサート風の照明でダンスシーンを良く見せていた。今後の活躍が期待される。 |
公演日 |
10月2日 |
スタッフ賞
スタッフ |
伊藤 隆司 ・ 三木 拓郎 ・ 落合仁美 (株)東京朝日照明
渕上 敏幸 (株)ザ・ロック
木村 養二 フリー
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