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第37回 平成29年度 日本照明家協会賞  受賞者一覧表

テレビ部門

文部科学大臣賞・大賞

千葉 聡文  (株) NHKメディアテクノロジー
作品名 SONGSスペシャル 「井上陽水×玉置浩二・安全地帯」
放送系列 NHK総合テレビ
概要 照明意図、技術的な効果を巧みに生かし幻想的で独特な雰囲気を見事にライティングで表現している。また演出、技術、美術など各セクションとの緻密で丁寧な番組作りがその映像から感じられ、スペシャル感を醸し出している。その映像表現に対し見事なライティングで貢献し見ごたえのある優秀な作品である。
放送日 11月10日

優秀賞

木村 伸  (株)フジ・メディア・テクノロジー
作品名 スペシャルドラマ 「愛を乞うひと」
放送系列 読売テレビ、日本テレビ系
概要 表現力、技術力、発想力とも極めて高いレベルにあり、壮絶な虐待を扱うという難しい物語をその素晴らしいライティングで見事に表現している。またカメラの特性を生かし技術との連携もしっかりしており、様々なライティングに対する工夫が映像に現れている。過去と現代や主人公の葛藤等を見事に表現したライティングは秀逸であり優秀な作品である。
放送日 1月11日
橋 貴生  日本放送協会 仙台放送局
作品名 大河ファンタジー 「精霊の守り人〜最終章〜」 第1回 
放送系列 NHK総合テレビ
概要 ファンタジーを題材にした難しいドラマを、卓越した照明表現で緊張感を出し、また戦いのシーンでは効果的なビームを用い幻想的な目を惹く映像をも作り、細部まで拘り抜いたライティングにより、壮大なスケールの大きい完成度の高い作品として、照明が貢献した優れた作品である。
放送日 11月25日
萩原 修  (株) 千代田ビデオ
作品名 「The Covers′Fes.2017」
放送系列 NHK BSプレミアム
概要 的確な照明設計から様々な演出に応え、個性豊かな配色、空間を埋める多様なビーム、ホリを用いての表現と幅の広い照明演出で、卓越した独特の空間を作り上げた優れた作品である。
放送日 10月27日
北川原 茂  日本放送協会 松山放送局
作品名 「第60回 ニューイヤーオペラコンサート」
放送系列 NHK Eテレ
概要 生放送で行われたコンサートのなか、様々な照明演出で舞台演出と見事に整合性の取れた作品となっており、特に基本セットの円形部分では、映像投射と照明効果を巧みに組み合わせることにより、オペラのストーリーを伺うことができる素晴らしい照明演出となっている。積み重ねた経験とそれに見合う技術力から作り出された優れた作品である。
放送日 1月3日

新人賞

前田 藍里  日本放送協会
作品名 大阪発 地域ドラマ 「アオゾラカット」
放送系列 NHK BSプレミアム
概要 ナチュラルテイストでスッキリした好感が持てる映像作りであり、タイトルである青空も綺麗に見えた。またシーンの心情に応じた丁寧なライティングや各シーンの演出意図を的確に捉えてのライティングは素晴らしく、やさしい照明で完成度の高い作品である。
放送日 3月15日
天羽 佐織  (株) 大阪共立
作品名 大阪環状線Part2 ひと駅ごとの愛物語 Station3:桜ノ宮駅 「黄昏プールサイド」
放送系列 関西テレビ
概要 青春学園ドラマに相応しい、柔らかなライティングで明るくナチュラルに違和感なく作られており、心地よく観られるドラマになっている。ラストのプールでは効果的にライトを仕込み、夕暮れのプールシーンを印象的に作り上げている素晴らしい作品である。
放送日 1月31日
橋村 祐哉  (株) ハートス
作品名 連続テレビ小説 べっぴんさん スペシャルドラマ 「恋する百貨店」
放送系列 NHK BSプレミアム
概要 初LDとは思えないほど、本放送の世界観を堅実に守りながら落ち着いたトーンで照明設計を構築していて素晴らしい。昭和20〜30年代の時代感が良く出ており、女優さんも綺麗にライティングされている。今後が楽しみである。
放送日 4月29日
大廣 拓郎  (株) NHKメディアテクノロジー
作品名 「新・BS日本のうた」 〜宮崎県宮崎市〜
放送系列 NHK BSプレミアム
概要 曲の雰囲気をしっかりと捉えた照明設計になっており、人物、ホリ、セットのバランスも素晴らしく、フェイストーンも綺麗に管理されていて、照明経験6年とは思えない優れた作品である。
放送日 6月11日
宮崎 友宏  (株) TBSテレビ
作品名 「Sound Inn “S”」 第33回 XmasSP 2017
放送系列 BS−TBS
概要 全体的にシンプルにまとめ、落ち着いて鑑賞できる仕上がりであり、セットやビーム、タッチのバランスを上手く設計し、映像に反映されていた。曲ごとの照明意図がはっきりとしており、その世界観をよく表現している作品である。
放送日 12月23日
細川 圭吾  朝日放送テレビ (株)
作品名 「サタデーステーション 京都実相院紅葉中継」
放送系列 テレビ朝日、ANN系列
概要 紅葉は色鮮やかに、庭は紅葉の美しさを引き立てるトーンに纏めた、違和感のない自然で美しい映像になっており、絶妙な照明バランスである。照明歴3年で、丁寧なライティング技術と素晴らしいバランス感覚を持ち合わせていて今後が楽しみである。
放送日 11月25日

選考委員特別賞

宮脇 正樹  (株) ハートス
作品名 スペシャルドラマ 「最後の同窓会」
放送系列 テレビ朝日
概要 奥行きのある印象的な映像を引き出す技術力の高さが感じ取れた。また電車、車内の止め撮りでは優れた技術力と工夫でリアル感を作り上げ、個性的な色使いで作品の雰囲気を作り、独特な世界観を引き出していた優れた作品である。
放送日 11月26日

奨励賞

石井 久友  (株) テレテック
作品名 プラチナイト木曜ドラマF 「ブラックリベンジ」 第1話
放送系列 読売テレビ、日本テレビ系
概要 演出の意図するものと本作品の情景に実にマッチしたライティングで、要所要所に赤を効果的に使った照明設計は、復讐に燃える主人公の内面を強調しており、サスペンスドラマの象徴的な映像となっていてドラマのクオリティーアップに大きく貢献している。照明プランがきちんと出来た賜物であり技術的にも優れている。
放送日 10月5日
金村 悟史  (株) 共立ライティング
作品名 「女囚セブン」 第1話
放送系列 テレビ朝日
概要 オールロケにて出演女優が多い中、表情・芝居の見せ方や、回想シーンのタッチの作り方など印象に残るライティングが多く表現者として巧さを感じる。少人数で現場を構築する高い設計力が素晴らしい作品である。
放送日 4月21日
河内 俊明  (株) 共立ライティング
作品名 BSフジ土曜エンターテインメント 「わが青春のヒット・キット」
放送系列 BSフジ
概要 限られた環境、少ない機材と制限が多い中、全曲様々な変化を作り出し、照明の創意工夫で作品を盛り上げている。照明がとても頼られていた作品と感じ取れ、それに見事に応えている、経験と技量があってこその作品である。
放送日 12月23日
瀧本 貴士  朝日放送テレビ (株)
作品名 報道STATION企画中継 【夜汽車の風景】 「京都丹後鉄道・宮舞線」
放送系列 テレビ朝日、ANN系列
概要 夜汽車・鉄橋・川の水を印象的且つダイナミックに見せる映像表現は、計算された照明プランと丁寧な仕事ぶりが窺え素晴らしい。臨場感のあるライティングで作品を盛り上げていた。
放送日 9月15日

努力賞

木村 弥史  (株) 日本テレビアート
作品名 水曜ドラマ 「東京タラレバ娘」 第9話
放送系列 日本テレビ
概要 脚本の世界観に非常にマッチしているライティングであり、全体的に明るく、見やすく、また三人の女性のイキイキ感がうまくライティングされている。部屋の中のナイトシーンのブルーの使い方も印象的で色の使い方によりシーンごとのメリハリを表現した手法が素晴らしい作品である。
放送日 3月15日
田中 健一  (株) テレテック
作品名 ヒューマンミステリー 「明日の約束」 第1話
放送系列 関西テレビ
概要 シリアスドラマである中、全般的にとても自然にナチュラルなトーンに仕上げていて、女優さんもフェイストーンを整え、綺麗に見せていた。見せ場では狙いの照明がサスペンス感を際立させ、技術力の高さを感じる照明設計になっている作品である。
放送日 10月17日
阿刀田 琢  日本放送協会
作品名 土曜時代ドラマ 悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜最終回 「パパに贈るラブソング」
放送系列 NHK総合テレビ
概要 4K/2Kの一体化制作において、照明設計やモニターでの映像管理の負担が大きい中、ルーズショットとマルチ収録に対応したライティング技術は非常に高い。番組テイストをよく理解した明るい映像設計の中で、きらりと光るキャッチやエッジの効いたライティングは人物を引き立て、時代背景に合った色使いなど番組コンセプトに沿った照明技術は素晴らしい。
放送日 9月16日
古川 雅士  (株) テレビ東京アート
作品名 「第50回 日本作詩大賞」
放送系列 テレビ東京
概要 五十回目を迎える公開番組、演者の雰囲気を壊さず見やすい番組に作り上げた照明設計は素晴らしく、アシンメトリーなセットの中で、光源配置がきちんと計算されていた。演者のフェイストーンも綺麗にライティングされており、フルLEDスタジオで照明器具が限られた中、工夫して照明プランが考えられている作品である。
放送日 12月3日
井野 昌彦  (株) 篠本照明
作品名 「レシピ 私を作ったごはん」
放送系列 NHK岡山及び中国域内放送局
概要 トークとドラマを一つの作品で見せる技術力は高く、内容・演出に合わせる意図が感じられた。悪条件の中ピンを使用した照明転換でのコミカルな表現など随所に見所を散りばめ番組を盛り上げていて素晴らしい。地方制作でこのような番組に取り組んでいることは賞賛に値する作品である。
放送日 8月1日

技術賞

田原迫 京太  日本放送協会
作品名 演出照明用超高出力型LEDスポットライト
概要 開発には様々な課題が多かった中、他社、他法人との協力しながら研究を重ね作り上げた熱意に感銘を受けた。完成された高出力型LEDスポットライトは、今後大型スタジオのLED化の動きに向けてとても期待が出来るものである。
奥嶋 駿介  讀賣テレビ放送 (株)
作品名 740ハンガー (ytv仕様)
概要 日頃使用しているハンガーを改めて見つめ直し、細かな点の改良を行うことで作業効率が上がった開発は素晴らしい。既成のものに着目してさらなる改善を検討する重要性を思い知らされた開発である。

スタッフ賞

スタッフ 板山大介生水徹佃将人野呂采美  (株)NHKメディアテクノロジー
小口拓也大野裕貴本郷朋之元村隼敦山本聖島田沙織  (株)千代田ビデオ
古川 考太  (株)ネオテック
金子諒実川慎一青木威憲美水早苗東真也朝野七海工藤命  (株)ライトコスモ
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